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Owners【2025年2月号】/18ページ
賃貸業界の繁忙期と言われている1〜3月は、入居者獲得のゴールデンタイムです。
所有物件に空室がある大家さんは「このタイミングで、可能なら高めの家賃で入居を決めたい」と考えている人が多いと思います。しかし、繁忙期といえども実践すべきことを怠ると満室にはなりませんし、家賃も上げることはできません。
最近はインフレにより家賃は上昇傾向ですが、高望みし過ぎると空室が長引くリスクが出てきます。
そこで今回は、「繁忙期に満室を実現するための基本原則」について解説します。
賃貸情報の大手ポータルサイトを使い所有物件と同エリアにある似たような物件(同じ築年数、駅からの距離、間取り、設備など)を検索します。そして所有物件と競合の募集条件を比較することで、よりリアルな家賃の相場感が掴めます。
競合物件の状況を把握したら、次は差別化です。その際にはライバルに勝てる「売り(魅力)」をしっかり作ることが重要になります。ポータルサイトで家賃相場を調べ、それに準じた価格設定をしても、他物件に埋もれる危険性があるからです。ポイントは「ほんの少しの工夫で競合に勝てるような施策」です。
いずれにしても、入居希望者様に選ばれる物件を目指すには「ライバルと少し違う魅力を作ること」が重要です。
入居希望者様にとって負担が大きいのが初期費用です。そのため、入居募集を行っている所有物件が築古で、周辺のライバルに築浅が多いケースでは敷金・礼金などの初期費用を競合より安くする、もしくはゼロにするなどの工夫が必要です。
さらに、フリーレントも積極的に導入すると決まりやすいと思います。
仲介業者が最後にお客様の背中を押してあげられる状況を作っておくと成約率が上がります。
大手の賃貸情報のポータルサイトに「所有物件の情報が正しく、魅力的に掲載されているか」再度確認することも重要です。
今回ご紹介した内容はいずれも空室対策の定石とも言えますが、入居決めに苦労している大家さんは実践できていないケースが多いように感じます。まずは基本に立ち返り、繁忙期での満室実現を目指しましょう。
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