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Owners【2024年7月号】/20ページ
一般的に賃貸業界では、1月〜3月で繁忙期が終わり、4月以降は閑散期に入ります。
閑散期は『入居決めが難しくなる』と言われていますが、今年はこの法則が当てはまらず、繁忙期が過ぎた現在でもお部屋探しをする人が多い状況のようです。
理由のひとつとして高い求人倍率と低い失業率が考えられます。
昨年度の求人倍率は過去20年でも高く、失業率も過去20年で最低水準となっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37525.html
厚生労働省より
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
総務省統計局より
失業率は3%を下回れば完全雇用状態と言われています。そのため企業が積極的に採用を行い、人材確保の一環で家賃補助を増やすところが多い印象です。
また、マンション価格の高騰により、持ち家を買い控える人が多く、賃貸需要を押し上げている側面もあるようです。
入居ターゲットや募集条件などが本当に物件にマッチしているか常に精査し、周辺の競合物件の動向をチェックすることも忘れてはいけません。特に競合物件にも空室がある場合は、その状況の変化を見逃さないように注意しましょう。
入居決めは細かい点まで気を配った対策を行い、広範囲に告知することが重要です。満室になるまで諦めずに実践できることを継続する姿勢が必要です。
営業方法や募集条件、お部屋のバリューアップ等再度見直してみましょう。その際は、管理会社や仲介業者の意見を聞き、『一番効果が高いのは何か』を吟味し、対策を行うのが理想的です。
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アパマンショップオーナーズ【2024年7月号】
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