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~物件力を極める~
近年はネットショッピングを利用する人口の飛躍的な増加に伴い、宅急便の取扱量は年々増加傾向にあります。(2016年時点で40億2千万個)
その一方で荷物の受け取りにストレスを感じる利用者も多く、不在時に荷受けのできる宅配ボックスは以前よりも重要な設備となってきています。
単身・ファミリー問わず、入居の決め手となる条件に『宅配ボックス』が入るようになってきたことがわかります。
つまり、宅配ボックスは欠かせない設備として認識され始め、物件選びの際に注目する重要なポイントとなってきた、ということです。
『ついていなくて後悔した賃貸マンション・アパートの設備』『次に引っ越すときに欲しい設備』ランキングにおいても、常に上位にランクインしている設備の1つです。
さて、こんな悩みを抱えているオーナー様はいらっしゃいませんか?
まず、一口に『宅配ボックス』といってもどのような種類があるのでしょうか。
メリット・デメリットも併せてご説明していきます。
宅配ボックスには①設置工事のみ②設置工事+電気工事の2モデルがあります。
扉に3~4桁のダイヤルがついており、配達業者は宅配ボックスに荷物を入れると、その場で決めた暗証番号を入力します。
箱番号と暗証番号は配達通知書として作成され、受取人のポストに投函されます。
帰宅した受取人がダイヤルに番号を入力すれば、荷物の取り出しが可能となります。
宅配ボックスに液晶画面が設置されていて、配達業者は画面指示に従って手順通りに荷物を入れ、配達通知書をポストに投函します。
固定暗証番号は部屋ごとに定められているので、受取人はその番号を使用して荷物が受け取れる仕組みとなっています。
では次に宅配ボックスのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット・デメリットのバランスを比較してみることも大切です。
『空室対策!』『満室対策!』というとこれから住む方への対策に目が行きがちですが、今現在住んでいる方に長く住んでいただくための対策も非常に重要です。
時間の制限なく荷受けができるという利便性に加え、セキュリティにおいても宅配業者を装った押し込み強盗の事前防止など、防犯面でも効果の大きい設備だと言われています。特に、単身の女性向け物件や小さなお子様のいるファミリー物件での宅配ボックスの需要は特に増加傾向にあります。
オーナー様の物件力を高める1つの手法としてご参考にしていただければと思います。