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物件力以前の問題かも知れません・・・
空室対策。これに悩むのは賃貸経営の常だと思います。
空室の要因についていくつか挙げていきます。
1 家賃設定が相場より高い
2 立地条件が悪い
3 建物が古い(築年数、デザイン、設備)
4 地域需要の減少(学校移転・統合、工場閉鎖など)
5 入居者の事件、事故(自殺、火災など)
6 入居者の迷惑行為(ゴミ、騒音、粗暴な行為など)
7 募集活動を積極的に行っていない
8 建物管理が不十分
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これ以外にも要因は様々で、それぞれに打つべき対策はあります。
ここではこれらの要因に問題がない場合でも空室が埋まらないケースについてお伝えします。
色々な業界業種の経営の中でも不動産賃貸経営はちょっと特殊で、お客さん(借主)と社長さん(貸主)が直接契約を結ぶことがほとんどないんです。まず間に仲介業者とか管理会社が入っています。
なのでこの仲介会社・管理会社がうまく機能しないと経営自体が難しいですし、近年さらに難しくなってきました。
今、賃貸マンションを選ぶ入居者は98%がインターネットで探すと言われています。
入居者からの問い合わせはネットでするのが当たり前になってきているのですが、まだ、未だに、不動産会社の中でもこのインターネットがよくわかっていない、こういった会社がまだあるんです。管理会社がきちんと募集しているのか、これをオーナー様は確認しないといけないんですね。
「いや管理会社に任せているから」と信用して任せている、ただ、一度見てみてください。
それは経営者自身が自分の商品がお客様にどう映っているのか、これに関心がない、確認していないということは他業界ではあり得ない話です。
管理している会社が運営しているホームページがスマートフォンに対応していない、これが意外と多いです。ネットで探す人の中でスマホで検索する人は80%以上と言われているので、今、スマートフォン対応ができていないサイトは見向きもされません。載せていることが重要でなく、見てもらえていることが重要なんです。
不動産会社によってはポータルサイトに上げる物件数に制限を持っているところがあるんですね。その上限を越えると広告費がさらにかかるのでそれを越えては掲載をしません。なのでその掲載リストにもし漏れているとそのオーナーさんの商品は98%ネットで探すお客様の目に届かないということになるんです。
じゃあ、どういった物件を載せて、どういった物件を載せないのかというと、簡単です。
決まる物件を載せて、決まらない物件を載せないんです。
広告費のかかるサイトへの掲載に決まりにくい物件情報を入れることは不動産会社にとってマイナスなんです。
もうひとつ。賃貸マンションに住んでいる方にいつも聞くのですが、どの仲介業者さんでお部屋を決めましたか?という質問を投げかけると、入居期間が短い方ほど覚えていません。
どの不動産会社で決めるかというよりも、色んなサイトで探して気に入った物件を見つけて、それをたまたま紹介している仲介業者さんのところへ行く、というように探し方が変わってきました。
不動産会社への訪問数も平均で1.6店舗と複数店舗で探す方が減り、見学物件数も平均2.9件と案内されて現地を見に行く件数も年々減ってきています。
だから、載せるリストに、そして案内をする候補に入れてもらえるよう、先に挙げた要因への対策を打っていきます。(これについてはまた別の機会に)前提条件が変わってきたということです。
いくら物件が良くても
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