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相続について知っておいてほしいこと

誤解しがちな相続 vol.1

 

借金をすれば相続税が減る!?

 

これがまだ言われることが多いです。

 

借金をしてアパートやマンションを建てると、相続税の計算上、この負債を控除し、評価が下がるので、借入れした時点では概ね資産は減ります。

 

ですが、ここで当たり前なのですが、借金をするから節税になるのではなくて、借りたお金を何に使うかによって節税の効果が出てくるということです。その中で不動産が一番効果が高くて、独特の評価をするがために、節税になりますというのが一般的です。

 

言い換えると、借金をすれば良いのではなく、それを何に使うのかによって相続税が減ることがあるということです

 

じゃあやっぱり不動産を買ったり建てたりすれば良いのかというと、近年の賃貸市場はとても難しい状況になってきているため、そうとは言えません。(これについては別で詳しくお伝えします)

 

 

 

相続問題はすぐに弁護士!?

 

相続というと弁護士に相談するというのがよく聞く話です。相続相談は弁護士へなんて広告もよく見かけます。

 

ですが、本来、弁護士の仕事というのは、お互いの間に立って話が上手くいくように取り持ってくれること、ではなくて依頼者の方から依頼を受けて、相手方との間で、相続で言えば資産を取り合う相手に対して、依頼主が有利になるように依頼者に代わって、権利や法律を主張して取り分を多く確保する、そんな話をするお仕事なんです。

 

もちろん弁護士が争いを起こそうとするわけではありません。

依頼者を守るのが仕事ですから、今の置かれている状況ではあなたにはこんな権利があります。こんな主張ができます。

場合によってはここまでいくこともできますがどうしますか?というような相談に乗ってくれます。

それに従って、相手方に請求や提案を出していきます。

 

相手方はというと、専門家が入ってきたぞ、これはマズイとなって、こちらも弁護士に依頼しようと、まずなります。

 

そうしてお互いに弁護士が立つと、お互いの弁護士はクライアントの利益や権利の確保のために争って、最終的には、裁判になっていきます。そして裁判官に決めてもらうということになるんです。これが弁護士の本来の仕事です。

 

最初から裁判で争おうとして弁護士に相談する人、これは少ないんです。

 

なんとなく、弁護士に相談すると安心という印象から相談される方が多く、結局係争に入ってしまう、これが大多数です。

 

ですから、相続に関して弁護士さんに相談するというときは、もう話し合いはできまい、裁判やむなし、徹底的にやってやるということになってから、そんな状況になってしまったら弁護士さんに相談されるのが良いかと思いますが、そうでなければ、まずは家族で話し合って決めるのが良いですよね。

 

だってもともとは家族の中の話ですし、家族の中で決めるのが当たり前とも思うのですが、相続がよくわからないからという理由で相談をすると、主張できる権利の話を聞いたりして、誤解や疑心暗鬼を生みます。

元々はプライスレスな、物差しでは測れない先祖からの恩恵を、ドライに数値化して天秤に乗せていくなんてことをしてしまうんです。

ですから、まずは家族の中で話をする、これが最優先です。

それでもわからないことがあるときは家族で学んで、また家族内で話をする、これがベストです。

 

今も昔も相続は、、、

家族で話をする!!

 



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この記事を書いた人

のだなおき

のだなおき

賃貸不動産に関わる様々なジャンルについてお伝えします。

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